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メンター雑記

好きと得意は別でいい

こんにちは!メンター椎野です。
今回は「好き」と「得意」について話します。

みなさんは「得意じゃないけど、好きなもの」ってありますか?

私は微妙です。本当はあるんだけど好きじゃないって思い込んでたって感じで、それに気付くキッカケをくれた友達の子供との会話を紹介します。


友達の子供と何して遊ぶか?を相談してたとき。

友達の子「走るの好きー!外で走りたい!」
   私「足速いのー?」
友達の子「速くないよ」
   私「え?じゃぁなんで好きなの?」
友達の子「走るの好きだから」


「走るの好きだから」と言われたとき、得意とか関係なく「ただ好き」って言えるのスゴイなぁ!と思ったのと同時に私は、「好きなものは得意(他者より優れている状態)であるべき」という先入観を持っているんだなぁと気付きました。けっこう衝撃を受けました👀

なんとなく・・気付かないうちに

  • 好きだったらうまく出来なきゃいけない
  • 得意じゃなければ好きって言いづらい
  • 好きって言ったらやってみて!って言われそうで怖い
    (上手なことが求められてる気がする)

って思ってたように感じます。
もちろん仕事であれば好きなこと・得意なことを意識する必要があると思いますが・・。

なぜ「好き」と「得意」をイコールにしてしまったのか?

私は小学校の低学年のとき、絵を描くのが好きで毎日ノートに書いてたのですが、姉兄の何気ない言葉や態度とか、学校の成績とかが原因で好きって言わなくなったような気がします。(明確にコレ!っていうのは覚えてないです・・)

なので難しい問題ですが、今後プログラミングが学校教育に取り入れられることで、スクラッチは楽しいし好きだけど、学校から出される課題が解けなくて苦手になっちゃう・・みたいな人も多くなりそうだなぁ〜と思ったりしました。悩みどころですね。。

終わりに

私は「走るの好きだから」の会話をキッカケに、無意識に「得意じゃない」という理由だけで蔑ろにしてた好きなもの(絵を描くこと)に時間を割くようになりました。まだ堂々と他人に「好き」とは言えないですが・・これからも「ただ好き」を大事にしたいなぁと思っています。

そして CoderDojo の忍者を見てると好きや好奇心が溢れていてスゴイなぁって思いますし、自分もそういう感覚大事にしたい!とよく思うので、忍者たちから良い影響を多大に受けています☺️ 感謝!

子供たちには気づかされることばかりです!
これからも忍者の感性に注目していきます★彡